【あなたはどっち】 インカムゲインとキャピタルゲイン、あなたはどっち?

資産を増やす

株式投資に対するイメージは人まちまちだと思います。

ディスプレイ並べて1日中画面に張り付いているイメージや、この人仕事何してるんだろう?きっと配当金みたいなのをもらって悠々自適に過ごしているんだろう、などなど。

どちらも、株式投資から得られるリターンのイメージで間違いないです。

今回は、その両方のイメージをもう少し具体的に、そしてあなたにも少額からでもスタートできるように、解説していきます。

参考になれば嬉しいです。

キャピタルゲインとインカムゲインとは?

あなたはキャピタルゲインとインカムゲインどちらを手に入れたいですか?

インカムゲインとは

インカムゲインとは、株式を保有することによって配当金を得ることを意味します。

悠々自適な生活をしているイメージの人で株式での配当を得ている人は、これにあたります。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは株式の値上がりによって、売却をした時に得られる利益のことを言います。

ディスプレイ並べて購買を繰り返すディトレーダーのイメージがこれにあたります。

インカムゲインとキャピタルゲインは性質が違う

インカムゲインとキャピタルゲインは性質が違うので、考え方や運用も変わってくると思います。

あなたの目的にあった方を選択したり、上手に使い分けていきたいものです。

投資を始める前に、あなたの投資目的をはっきりさせて、それにあう投資を選択していきましょう。

具体的にキャピタルゲインを解説

キャピタルゲインは株価の値上がりによって売却した時に得られる利益のことを説明しました。

具体例① テスラ

楽天証券のテスラ社の株価情報です。

右の5年チャートで矢印あたりで購入している人は、最高時で株価が10倍近くなっています。

テスラ社もそうですが、値上がりが期待できる急成長業界は配当を出さない傾向にあるようです。

良い悪いではなく、株主への配当による還元というよりは、得た利益を次の事業投資に回して、利益を拡大していくことを目的としているようです。

具体例② インデックスファンド

楽天証券での、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のチャートです。

テスラなどの個別株に比べると上昇率は劣りますが、右肩上がりの成長をしています。

インデックスファンドとは、ある経済指数に連動するように作られた投資信託のこと。

投資信託とは、個別株を詰め合わせにしたパック商品のこと。

おすすめはインデックスファンドへの投資

個別株は企業分析をしたり、業績を調べて将来のその会社を予想しないといけないため、素人には難しい上に、予想が当たるかどうかもわかりません。

インデックス投資であれば日々、株価と睨めっこしたりする必要はなく、つみたて設定をして終えばあとはほったらかしで基本はオッケーです。

インデックス投資は銘柄選びを間違えないこと。

あとはほったらかしでオッケー。

具体的にインカムゲインを解説

インカムゲインは株を保有していることにより、配当金を得ること

具体例① プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)

日用品で有名なP&G社のチャートです。

株価は右肩上がりですが、テスラと比べると単位が10倍くらい違います。

配当はしっかり出ています。

ちなみにP&Gは63年連続増配している企業とのこと。

具体例② 高配当株式ETF 

SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETFのチャートです。

この銘柄は米国S&P500に登録されている銘柄のうち、高配当の企業によって構成されています。

株価の値上がりは大きくありませんが、配当がしっかりでています。

ETFとは上場投資信託のこと。

高配当の個別株を集めた投資信託。

おすすめは高配当株式ETF

キャピタルゲインと同様、インカムゲインでもやはり投資信託がおすすめ。

株主配当に優しい米国株がおすすめ。

日本の高配当ETFは手数料が高かったり、良い銘柄構成をしていなかったりではまだ個別株を自分で組み合わせるしかない現状。

メリット・デメリット

キャピタルゲイン メリット

  • インデックス投資であれば、設定するだけなので簡単
  • インデックス投資であれば、長期で見て年間5%くらいの資産増が見込まれる

個別株は分析が難しいけど、インデックス投資であれば銘柄選びも難しくなく、ほったらかしでオッケー。

キャピタルゲイン デメリット

  • 出口戦略が難しい(売り時の選択が難しい)
  • 売るまでは利益が確定しないので、増えている実感はない

日々の株価を見ると資産は増えたり減ったりしていますが、最終的に売却が確定しないと利益が出たかどうかはわかりません。

極端な話し、10万円の利益が出ていたとしても、売るときに暴落してマイナスになってしまうなんてケースも有り得ます。

インカムゲイン メリット

  • 毎月or4半期に一回など配当金がもらえる
  • お金が働いてくれてお金を産む

例えば銀行に100万円を預けていた場合は、利息が0.001%なので、年間10円の利息をもらえる。

SPYDを購入していれば配当率が5.91%(2021年3/23日時点)なので、年間59,100円の配当金をもらえます。

同じ100万円でも置いておく場所をかえるだけで、大きな差になります。

※税引き前の計算。株式は増減するリスクがあります。

インカムゲインデメリット

  • 大きな資本がいる

人によって価値観は様々だと思いますが、100万円投資して年間たった6万弱かと思う人もいると思います。

株価が増減するリスクの割にはリターンが少ないなと感じる人も。

まとめ

  • キャピタルゲインとインカムゲインの違い
  • キャピタルゲインとインカムゲインの特徴

キャピタルゲインは、将来の資産のための資産運用という目的に適しているスタイルだと思います。

インカムゲインは日々のキャッシュフローを増やしたいという目的に適していると思います。

あなたの投資目的にあった投資スタイルを選択していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたにとって有益な情報になれば幸いです。

ブログ村のランキングに登録しています。

記事が良かったなと思っていただけたら、押していっていただけると嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました