4月から新年度が始まり新しいことをスタートしようとしている方も多いのではないでしょうか。
私も去年のこの時期からお金の勉強を始めて、約一年が経とうとしています。
今回は、投資を始める方の第一歩の参考になれば嬉しいです。
つみたてNISAでは何を買ったら良いか。
結論 つみたてNISAでは株式型の銘柄を買うべき!
いきなりの結論ですが、つみたてNISAでは株式型の銘柄を買うことをオススメします。
つみたてNISAで購入できる銘柄の種類は2つ
つみたてNISAで購入できる銘柄の種類は2つあります。
- 株式型
- バランス型
の2つ。
私のオススメはバランス型ではなく、株式型をオススメします。
そもそもつみたてNISAってなにか
株式の利益には税金がかかる
株式の配当や売却して利益が出た場合は、約20%の税金がかかります。
利益に対しての20%なので、例えば10万円で取得した株が20万円に値上がりして売却した場合。
利益が10万円×20%の税金 → 2万円を税金で支払う必要があります。
つまり10万円の投資が18万円になったことになります。
株式は分離課税
株式の税金は分離課税と言って、所得税や事業税などとは別に計算されます。
つまり会社員の方が支払っている所得税とは別に株式の利益に対して20%を税金で支払います。
たまに勘違いされますが取得額(総額)に20%がかかるわけではなく、あくまでも利益に対して20%がかかります。
つみたてNISAの制度
つみたてNISAは上記した税金がかからない優遇制度のことを言います。
具体的には、
- 年間40万円までの投資額(月間33,333円)が非課税。
- 最長20年間
となります。
これもよく勘違いされることですが、つみたてNISAという商品があるわけではなく、口座のことをさします。
つみたてNISAの口座を使って購入する銘柄に対して非課税になります。
わかりやすく例えると、つみたてNISAは免税店のようなものです。
免税店に売られているものは非課税になりますが、何を買うかはお店の中で選ぶことができます。
つみたてNISAの銘柄ってどんなのがあるの?
つみたてNISAは金融庁が指定した長期投資に向いている銘柄です。
具体的には、
- 手数料が低い
- 長期投資に向いている
- 積み立てできる
- 分散投資に向いている
の条件で選ばれたもが多いです。
銘柄は投資信託
投資信託とはお弁当の詰め合わせパックみたいなもの。
運用会社が複数の会社の株を組み合わせて運用してくれている商品。
実際に何を買うか
つみたてNISA対象商品
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf金融庁が発表しているつみたてNISAの対象商品一覧です。
指定指数を見る
基本的にはどれを購入しても対した差はないと思いますが、指数を見るとわかりやすいです。
例えば、日本株に投資したいと思ったらTOPIXか日経平均の指数に連動するものになります。
世界全体に投資したい場合は、MSCIコクサイ・インデックス。
アメリカならS&P500となります。
投資信託は指数に連動するように作られた商品。
日本がこれから伸びていくと思えば、日本市場に連動する指数を選ぶ。
世界がこれから経済発展していくと思えば世界市場に連動する指数を選ぶ。
アメリカや新興国株など色々あります。
詳しくは、
バランス型について
つみたてNISAで購入できるものに株式型の他にバランス型があります。
バランス型にもいくつか種類があるのですが、バランス型とは
株式の他に債券なども組み込んだパックにしてある投資信託。
バランス型の特徴は、
債券を組み込むことにより、株式型よりはリスクとリターンが少ない。
それに加えて、国外国内の株式、債券なども組み込んでいるものもあり、一つの銘柄で分散できているという特徴があり、初心者に人気のようです。
リスクとリターンについて
株式市場におけるリスクという言葉は一般的に使っている、”危険”という意味ではないのですがここではわかりやすく
リスク→元本割れや資産が減ってしまうこと
リターン→投資によって得られる利益
と定義します。
つみたてNISAでは株式型を買うことをおすすめ
つみたてNISAを始める方は、投資初心者の方が多いと思います。
初めての投資はリスクが少ないバランス型を選びがちですが、つみたてNISAでは株式型を選ぶことをおすすめします。
つみたてNISAの最大の特徴は利益に対して非課税なこと。
投資はリターンに対して税金がかかってしまうのがネックなところです。
なので、リスクもリターンも少ないバランス型を選ぶより、リターンが大きい株式型をつみたてNISAでは選ぶことをおすすめします。
理由は、通常はリターンに対して税金がかかってしまいますが、つみたてNISAでは非課税のため得られるリターンがより大きいものとなります。
リスクの部分が気になる方は、
- リスクのかからない金額で投資する
- 預貯金と投資を分けてお金を振り分ける
- つみたてNISAではない一般の講座で債券などを購入する
投資に必要なことは、しっかりとした知識を持って自分のリスク許容度を知ることだと言われます。
自分のお金のうち、最悪いくらなら失っても構わないか。
投資信託での投資はそんな一か八かみたいなものではないですが、日々変動する株価で状況によっては元本割れするケースもあります。
長期で見れば回復する可能性は高いのですが、その時の心情として例えば全額投資に注ぎ込む!というスタンスでは、心中穏やかではないと思います。
まとめ
つみたてNISAでは株式型の商品を購入する。
→リターンに対しての非課税だからコスパが良い。
リスクが気になる人は、リスク許容度を知ったり、別の部分でリスク分散する。
約1年前につみたてを始めて1年で思った以上の成果が出ました。
これからつみたてを始めようと思っている方、投資を始めようと思っている方などのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにとって有益な情報になれば幸いです。
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