学校では教えてくれないとても大切なお金の話し。
第5回は、〜希少価値について〜
この記事はこんな人におすすめ
- お金のことに興味がある小中高生
- お金の勉強をしたい小中高生
- お金のことに興味がある小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
- お金のことを勉強したい小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
- 子供にお金のことを伝えたいお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
記事を書いた人
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投資歴 1年
コロナ流行をきっかけに、お金について、投資についてを勉強。
1年で100万円の資産形成に成功。
優良投資信託で資産を増やしています。
基本、自動積立でほったらかしで運用しています。
本業に励みつつ、資産が徐々に増えていっていることを実感しています。
富士山のペットボトルはなぜ高い?
普段買うことができるペットボトル飲料の値段が、富士山の頂上付近だと500円ほどになるそうです。
なぜ、値段が高くなってしまうのか考えたことありますか?
まず思い浮かぶのが、富士山の頂上まで運ぶ輸送コストがかかると思いがち。
もちろんそれもあるとは思いますが、実はそうではない。
モノの価値はどうやって決まるのか?
ここでモノの価値や値段はどうやって決まるのか、考えてみましょう。
モノというと聞こえが悪いですが、あなたの将来もらえるお給料の話しでもあります。
モノの価値は売り手と買い手によって決まります。
先ほどの富士山の例だと、500円出してでも買いたいという人がいるから500円でペットボトルが売れます。
近所で売っているペットボトル飲料と品質が変わっているかというと、全く同じ品質です。
なぜ富士山の頂上付近でのペットボトルの値段は高いか?
値段や価値を決める物差しとなるものが、希少価値です。
希少価値とは、モノで例えると、買いたいという人が多くいるのに対して、売りたいという人やモノが少ない状態です。
ゲームなどで出てくるレアキャラやレアカードを例えるとわかりやすいですね!
私の頃は、キラキラしたカードが200〜300枚に1度くらいの割合で出現しましたが、やはりキラカードには価値がありました。
富士山の頂上付近には、自動販売機やお店は少なく、ペットボトル飲料も限られた数しかありません。
そこで希少性が生まれます。
喉が渇いたからといって、わざわざ下山して飲み物を買いに行く人はいないですよね。
希少価値はクオリティーによるとは限らない
クオリティーが高いことは希少価値を生み出す一つの要素ではありますが、そうとも限らないケースもあります。
例えば、秋刀魚の話し。
秋刀魚の値段は、美味しい時は安くて、美味しくない時は高いそうです。
普通は逆に感じますよね?不思議ですよね。
秋刀魚も希少価値に左右される代表例です。
美味しい時の秋刀魚は、海中のプランクトンが豊富で、身も詰まっていて、たくさん獲れるようです。
たくさん秋刀魚が出回るから、一匹あたりの値段は下がる。
逆に美味しくない時の秋刀魚は、プランクトンが少なくて身も細っていて、獲れる量も少ない。
だから一匹あたりの値段が上がり、高くなる。
学校では教えてくれないとっても大切なお金の話し 〜希少価値のある人になるためには〜
労働力に関しても希少価値が求められます。
お給料は提供した労働力ではなく、提供した価値で決まります。
コンビニの店員さんはマニュアルを覚えれば基本的に誰でもなれるので、時給は高くありません。
(コンビニの店員さんが良い悪いといっている意味ではありません。ましてやコンビニの店員さんの人間自体の価値が低いということでもありません)
一方、活躍しているプロスポーツ選手は誰にでも出来ることではないことをやっているので希少価値が高く、時給が高いです。
時速150キロを越える拳ほどのボールを、木の棒一本で打ち返すことは、誰にでも出来ることではありません。
希少価値がある人
希少価値がある人は、誰にでもできないことができる人。
もっと詳しくいうと、数が少ない人です。
例えばオリンピック選手の比率は、100万人に1人くらいの割合だと言われています。
100万人に1人くらいの価値をあなたが作り出せれば、希少価値の高い人になれます。
希少価値の作り方
誰でもオリンピック選手になれたら良いなと思うし、簡単なことではありません。
自分の好きなことが、人より少し秀でているな、と感じる人はその専門性をとことん追求していくことが成功への近道となるでしょう。
だけど、私も含めて大半の人はそうではないし、そんなの無理だよ、と思っている人も多いと思います。
100を3つカケルと100万分の1になる
いきなり100万分の1を目指すのは難易度が高いですが、100人に1人くらいの得意分野をまずは一つ目指してみてはどうか?
もしその一つを手に入れることが出来たら、今度はちょっと違う分野で、また100人に1人くらいの価値を作る。
最後の一つ(これまでとは全く違う分野が好ましい)、100人に1人くらいの割合のものを目指す。
その3つを掛け合わせることで100万分の1の価値が出来上がります。
部活やスポーツ、勉強や好きなこと、とにかくなんでもいいから100人に1人くらいの能力があることを見つけたり、努力をする。
かくゆう私も、このブログを始めたり、ちょっと違う分野で100人に1人くらいの価値を目指してちょっとだけ頑張ってみています。
100万分の1を目指すことで希少価値が高まり、それがあなたのお給料や価値をあげてくれるモノになります。
あなた将来が輝くものになるきっかけの一つになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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