学校では教えてくれないお金の話 〜お金を運んでくれる仕入れの話し〜

小中高生のためのお金の勉強

学校では教えてくれないとっても大切なお金の話し。

第4回は〜仕入れについて〜

この記事はこんな人におすすめ

  • お金のことに興味がある小中高生
  • お金の勉強をしたい小中高生
  • お金のことに興味がある小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
  • お金のことを勉強したい小中高生のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
  • 子供にお金のことを伝えたいお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん

記事を書いた人

職業 プロサッカーコーチ

小学生、中学生を相手にサッカーをおもしろ、おかしく、本気で教えています。

投資歴 1年

コロナ流行をきっかけに、お金について、投資についてを勉強。

1年で100万円の資産形成に成功。 

お金を稼ぐ仕組み

お金という概念が生まれる前は、人々は元々は物々交換をしていました。

魚を持っている人が、野菜を持っている人と交換する。

そしていつしか、モノの価値の代わりをするお金という価値観が登場し、貝や金、紙幣といった形に変化していきました。

物々交換から進化したお金という考え方ですが、その名残は現在でも残っていて、基本的にお金を稼ぐということは、仕入れをするということです。

物々交換では、交換するものを自分が持っていないと交換ができないです。

現在ではそれが形のないもの、例えばサービスなどに進化していたりするのでわかりにくいですが、根本的な考え方は変わっていないように思います。

仕入れについて

お金を稼ぐには、たくさん仕入れた方がいいし、安く仕入れた方がいいです。 

ただ仕入れたものを高く売るにはいくつかパターンがあるように思います。

仕入れてそのまま売る

仕入れてそのまま売る、ことの代表格がスーパーです。 

お肉や魚、野菜を仕入れて売ります。

ここでは、安く仕入れることや、新鮮なものを仕入れる、品質の良いものを仕入れる、ことが必要になります。

仕入れて加工して売る

次にわかりやすいのが、仕入れたものを加工して売る、です。

代表格は、料理屋さん。

仕入れた食材を、加工(料理)してお店で売ります。 

ここでは、例えば熟練されたお寿司やさんのような、技術が必要になります。

仕入れて付加価値をつけて売る

仕入れたものに付加価値をつけて売る、代表格はブランド品。

ブランド品のバッグは数十万円するものもありますが、それはバッグを作るのに数十万円もかかっているのではなく。

そのブランドが作りだす、付加価値に値段がついていると言えます。

ここで必要な能力は、特別な技術や才能が必要でしょう。

学校の先生は知識を仕入れている

あなたの身近にいる大人である、学校の先生は知識を仕入れて売っています。

あなたに授業する。

その知識は、先生がこれまでに蓄えた知識を元に、教員免許といった資格に裏つけされています。

先生が学生時代に蓄えた知識がメインだとは思いますが、先生になった後も研修や研究で知識をアップデートしていることでしょう。

そしてきっと人気のある先生は、教科の知識を教えるということの他に、雑談が面白い。

あなたに知識を教えるために、面白おかしく話す術を仕入れたり、面白いネタを仕入れたりしていることでしょう。

学校では教えてくれないとっても大切なお金の話し 〜利益を生み出す原価の話し〜

仕入れてきた元の値段のことを原価と言います。

100円で仕入れてきたものを100円で売っても儲けにはなりません。

そこで売られているものには必ず原価というものがあります。

ファミレスのドリンクバー、ファーストフードのポテトの原価

有名な話しですが、ファミレスのドリンクバーやファーストフードのポテトは原価がとても安いです。

例えば300円くらいするドリンクバーの原価は数円程度。

なので、数杯飲む程度では元は取れないし、定員さんがセットでドリンクバーやポテトをおすすめしてくるのは、お店側の利益をとるといった理由です。

これをマネタイズと言います。日本語だと収益化です。 

要するにどこで利益を取るかということです。

これは良い悪いではなく、お店が利益を出さないと経済も回っていかないし、雇用もうまれないからです。 

学校では教えてくれないとっても大切なお金の話し 〜何を仕入れ、どんな付加価値をつけるのか〜

あなたが将来やりたい仕事は、何を仕入れてどんな付加価値をつけるものでしょうか。

例えばスポーツ選手

スポーツ選手になるために仕入れることは、練習することで技術をつけることです。 

与えられた練習をやるだけではみんなと同じで、練習をすることで自分で付加価値をつけることが重要です。

試行錯誤を繰り返すことで、自分なりの正解の出し方を見つけることで、正確な技術になります。

また逆境に立たされながらも、困難に打ち勝つメンタリティーを披露することも必要です。

人は、大逆転とか困難を乗り越えたシーンに感動します。 

困難を乗り越えるまでのストーリーに感動します。

だから、ピンチの場面で打ち勝つだけの技術とメンタルを日々、自分で追い込んで作り出せるかが重要です。

YouTuberの場合

YouTuberは情報発信をすることで、収益を得ているので、知識や経験といった情報を仕入れることが重要です。

特に一次情報と言って、自分だけが経験して得たことには貴重な価値が付きます。

トライや失敗をどんどん繰り返して、経験して、当たるまで繰り返すことが重要です。

エンジニア・プログラマーの場合

やはりこの場合でも、知識が必要です。

さらに、日々進歩する現代社会についていけるように、知識をアップデートしていくことが必要です。

お金を得るには仕入れが不可欠

将来お金を稼ぐために、もっというとたくさん稼ぐために、仕入れの質が重要になってきます。

今あなたが学生であれば、仕入れることができるものはどんなことがありますか?

勉強は仕入れそのものと言っても過言ではありません。

今、勉強が嫌いなあなたも、仕入れがお金を作りだすと考えれば勉強も少し力が入るのではないでしょうか。

やらされている勉強ではなく、自分にお金を運んでくれる仕入れと思えば苦ではなくなると思います。

若い時は失敗が許されます。

たくさん失敗して、たくさん経験して、たくさん一次情報を手に入れて、お金をたくさん稼いでください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたにとって有益な情報になれば幸いです。

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